王女である!だから、なんだ!
「メリダとおそろしの森」60点
ぜひ女性の方に観てもらいたい一作。
共感する表情と感情に溢れていると思います。
小さいころから自由に生きてきた少女。
大人になるにつれ、"王女" という運命に巻き込まれます。
嫌だ…。嫌だ。嫌だ!
そんな彼女がたどり着いたのが、1つの魔法でした。
母と娘の絆を紡ぎなおす物語です。
とにかく表情の微妙な変化が、
「あ、この時のその顔分かる!」ってなると思います。
男から見ても、そう感じました。
全体を通してみれば、
期待をいい意味で裏切り、
伏線をきれいに回収していきます。
「運命は変えられる」って言葉は巷に氾濫してますけど、
この映画は「運命はまず受け止めるものだ」と言います。
王族なわけではないですし、現代風に言えば医者でもないので、
血が決めた運命を持ち合わせているわけではないです。
ですが、これから先をぱっと見た時に、なんとなく納得できました。
受け入れてから、舵を切る。
何といっても、3人の弟たちが無邪気すぎて可愛いです。
ご覧あれ!